2014年12月11日木曜日




三鷹と矢吹の明日へ
矢吹の冬野菜料理と新酒、あったか粥でくつろぐ
ゆったり ほかほか 試飲試食会




【日時】 2014年12月15日(月)17:00 - 19:00
【会場】 三鷹市下連雀3-32-6 フレンドビル2F ありのみ

★特別ゲスト
 佐藤正幸さん(矢吹ぐるぐるノーカーズ)
 飯村学さん(大木代吉本店)

★口上
 三鷹夏祭り、阿波踊りみたか連の矢吹復興感謝祭出演をはじめ、市町提携50周年の今年、三鷹と矢吹では楽しい交流が繰りひろげられました。
 年末の慌ただしさを忘れ、おいしい矢吹の素材による料理と新酒で「ゆったりほかほか」のひとときを楽しみましょう。友情の輪をひろげましょう。

★日時 12月15日(月)17時~19時
★会場 日本料理 ありのみ 三鷹市下連雀3-32-6 フレンドビル2F
★会費 3,000円 ※当日会場にてお支払い下さい。
★お申込み
 ※申込用紙にて連絡先までどうぞ。先着順で定員(20名)になり次第締め切らせて頂きます。Fbの「参加」、メッセージでも受け付けます。

【お願い】FAX、電子メール、Fbにてお申込み下さい。事務局より確認のお返事をお送り致します。定員を超え受付できない場合もございます。その際はどうぞご容赦ください。

お楽しみは・・・
★矢吹の冬野菜 矢吹ぐるぐるノーカーズが丹精こめて育てた白菜や大根など冬野菜の美味しさを堪能しましょう!
★矢吹の新酒 大木代吉本店イチオシ・純米吟醸 自然郷生酒をはじめ、このタイミングでしか味わえない逸品ぞろい!
★矢吹の新米粥 矢吹の26年産米で炊いた胃にやさしいお粥で心身を労りましょう!

【連絡先】矢吹ブランドアクションプロジェクト事務局
三鷹市上連雀2-6-7-HO三鷹301 ポップシンク社気付
☎ 0422-26-5299 Fax 0422-72-1855 e-mail mc.popthink7@gmail.com

【会場案内】
※三鷹駅南口より中央通り商店街を徒歩約5分ほど南へ
※産業プラザ東交差点(花のサンライズ角)を右へ(20mほど先の外階段を上ります)



【チラシと申込用紙はこちらから】












2014年9月19日金曜日



映像ドキュメント 『矢吹だより1 矢吹ブランディング・カレッジ編』



 2013年秋から、矢吹の人々は、みずから情報発信する力を育てようと、「矢吹ブランディングカレッジ」に取り組みました。震災を乗り越えようとする努力のひとつが、ここから始まったのです。






映像ドキュメント 『矢吹だより2 大木代吉本店編』



 慶応年間に創業の矢吹町の老舗酒蔵「大木代吉本店」は、2011年の震災で10を超える蔵が崩壊し、廃業の危機にたたされました。五代目、大木雄太社長を中心に、多くの人びとの協力で再建に立ちあがる酒蔵の姿を伝えています。








映像ドキュメント 『矢吹だより3 関根さんちの美味しいトマト編』



 矢吹町の約1,000戸の農家は、原発事故による風評被害に苦しんできました。この危機の時期を超えて、ハウス栽培の先進国=オランダに負けないトマトづくりに挑む関根幸一郎さんの取り組みを伝えます。





映像ドキュメント 『矢吹だより4 三鷹市との交流編



 姉妹市町である三鷹市と矢吹町。ふたつの街の友情は、震災を経てますます深いものになってきました。2014年春、三鷹市井の頭コミュニティセンターのイベントでの矢吹野菜の販売、連雀地区住民協議会の矢吹町訪問と交流のようすを中心に伝えます。




映像ドキュメント 『矢吹だより5 頑張る矢吹の人々



薄葉農園と柴田屋さん

 薄葉一啓さんは矢吹の地でイチゴづくりに挑戦。試行錯誤を重ねながら、今では遠くからたくさんの人々が農園に買いにくる人気農園に。東京下町育ちの祖父から三代、親子で励む手づくりせんべい「柴田屋」さん。人気の秘密は、ご家族の地道な生き方にありました。



2014年9月1日月曜日


祝!三鷹市・矢吹町交流50周年 ありがとう、これからも。

 東日本大震災から3年。家屋の3割が全半壊、被害総額50億円以上もの大災害を経験した矢吹町の復興が着実に進んできました。三鷹と矢吹の50年の交流をふり返りながら、ふたつの街の新しい時代を、想いも新たに進んでいきましょう!

矢吹町のご紹介

 三鷹市と福島県矢吹町は姉妹市町となって今年で50周年。ここで矢吹町について、あらためてご紹介します。

★矢吹町について
 ヤブキマチと読みます。ヤブキチョウではありません。
 東京から高速道路で約3時間、新幹線+東北本線で約2時間半ほど。
 福島県の入口にあたる白河市の北側にあります。
 面積60Km2、人口17,700人ほど。
 ちなみに三鷹市は面積16.5Km2、人口177,000人ですので、面積で3.6倍、人口が10分の1ということになります。

【写真】大池公園の古代ハス

★大規模な開拓で肥沃な農地が生まれた
 矢吹町には、昔から農業用水が不足していました。このため国は「国営白河矢吹開拓建設事業」を行い、大規模な羽鳥ダムを建設し、大径管の用水を引いたのでした。
 1964年に完成したこの事業で、矢吹町は肥沃な農業地帯に生まれ変わりました。
 現在、矢吹町の農家は約1,000戸。震災で打撃を受ける前の農業生産額は約50億円にのぼります。

★美味しいものが育つ町
 西の那須連山に源を発する美味しい水が矢吹の自慢です。
 地下水も美味しい。この水でお米が育ち、お酒ができ、野菜が採れます。
 7月夏まつりで美味しいと評判だったトウモロコシやおにぎりの秘密はこの水にあります。
 お酒の好きな方は、ぜひ矢吹駅前の大木代吉本店の純米酒をお試しください。
 この秋の復興感謝祭には、若手農家グループ、ぐるぐるノーカーズの方たちも出店します。
 美味しいものを楽しみましょう。

★三鷹とのご縁とは?
 1955年から20年間三鷹市長だったのが、鈴木平三郎氏。全国で一番先に下水道整備をやり遂げた名市長です。
 この鈴木市長の息子である医師の故・鈴木克己(かつき)氏が、やはり当時矢吹町長だった大木代吉氏のお嬢さんと縁あって結ばれました。これがきっかけとなって、1964年三鷹市と矢吹町が姉妹市町の提携を結ぶことになりました。
 克己氏が開設した矢吹町の西白河病院は、現在に至るまで地域医療の拠点として大きな役割りを果たしています。

★震災を超えて
 地盤がやや弱いこともあり、2011年の震災で、矢吹町は建物の約3割が全半壊するという大きな被害を蒙りました。
 毎年三鷹市民駅伝で活躍する矢吹中学校の皆さんが学ぶ校舎なども滅茶苦茶になってしましました(昨2013年秋に新校舎が完成)。
 震災から3年が経ち、こうした痛手を克服して、新しい時代に踏みだす時期がきました。
 この9月20日には三鷹市管弦楽団が中学生の皆さんと演奏交流があります。また、21日の復興感謝祭には、三鷹中央通り商店会所属の阿波踊り・みたか連が矢吹で初めて踊ります。
 
 三鷹と矢吹、ふたつの街の友情がますます深くなっていくといいですね。

【写真】みたか連(2014.8.30)